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帰り道

素直の登下校を私は一緒に楽しんでいる。
素直が通うピンクコースと呼ばれる通学路は、幅3〜5メートル程の狭い道で、くねくね曲がりくねっていて、途中には畑やお寺などがある。
通学路は、それぞれ水色コース、黄色コース、と色で分けられており、一年坊主は自分の通学コースの色のリボンを帽子につける。
時々、ピンクコースに黄色のリボンをつけた子が歩いてたりすると「あー、いっけないんだー。自分のコース歩いてないんだー」などと、他の子に嗜めたりされる。
道幅の狭いピンクコースを子ども達は道幅いっぱいに広がって歩く。
石を蹴ったり、紙ヒコーキを飛ばしたり、ケンカをしたりしながら・・・。
時々車が通る。
その都度、子ども達は道の角に避ける。
でも車が通り過ぎると、すぐさま道いっぱいに広がる。
登下校指導に当る先生やPTA役員の保護者たちは、「道の真ん中は歩かないでねー。右側を歩きましょう」とやっきになって指導する。
それでも子ども達は、すぐさま道いっぱいに広がる。
広がって、自由に、登下校を楽しむ。
いいなー。
私もそんな子ども達を見習い、自由に道を歩くことを楽しもうと、今、修行している。
素直と一緒に、道端の草をむしりぱらぱらと道路に蒔き、棒切れを拾い振り回す・・ちょっとだけど。
石も蹴ってみた。これがけっこう面白い。
ただただ蹴るだけ。ゴールも目的も何もない。
石の大きさや形で飛び方がかなり違うのでコントロールが難しい。
あなたも、ぜひ石蹴りやってみてください。
きっと何か懐かしいそして新しい自分と出会えますよ。
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# by sunahaha-happyday | 2005-02-05 23:43

冬の海

昨日素直と海へ行った。
我が家は海まで歩いて2分。いいとこ住んでるなーってつくづく思う。
浜にゴミは落ちてるし、夏場は水も濁っているけれど、それでも海は海。
綺麗だよー。
朝日が海面にキラキラ光るのを見れば、今日も一日きっと良い日に違いないって思えるし、真昼の真っ青な海原を眺めながらオニギリを食べれば、もう最高のランチタイム。夕陽が映える海は赤と青のグラデーション、あまりの美しさに心もとろけ、たとえその日、嫌なことがあったとしても、そんな気持ちみーんな夕陽が燃やしてくれちゃう。

昨日は平日のせいか、人もまばらだった。でもこの寒さにウィンドサーフィンしてる人が5〜6人いたな。
土日ともなればどんなに寒くても、浜を埋め尽くすくらいにボードが並んでいる。
内湾でさほど波も高くならないこのあたりの海は、ウィンドサーフィンにはむいているのだろうな。

それにしても海はホントいつ来ても気持ち良い。
台風上陸で大荒れ、なんて時はさすがに近寄れないけれど、雨も止んだ次の日がこれまた面白いんだよねー。
「荒れた海を面白いだなんて、海をなめちゃいけねぇよ!」と漁師さんに怒られてしまいそうな発言ですね。反省しつつちょっとだけ書きます。
まあ、台風一過直後の海は、とにかく波がすんごーい。
「お母さーん、なにをそんなに怒っているんですかー」って感じ。
絶対に安全な場所から素直と一緒にそんな「怒れる海」を眺め、ザブーンのたびにキャーキャー騒ぐ、これがまた楽し。

さてさて朝からブログ書いてないでさっさと仕事せいよ。
人生はお金じゃないけれど、少しは稼がないと、ヒコーキやデンシャの切符買えないでショ。
春休みに遠くへ行きたい人は、はい仕事!!!!
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# by sunahaha-happyday | 2005-02-01 10:09

まつぼっくり

スーパーの袋2杯分のまつぼっくりを捨てた。
あーもったいない。

我が団地の敷地には、松がいっぱい住んでいて、当然まつぼっくりも落っこちる。
昨年の暮れ、素直と家の周りで遊んでいた時、足下に転がるまつぼっくりを何気なく拾ってみた。
じっくりみると、なんともいえない可愛らしい形と綺麗な色。
すっかり魅了されてしまった。
それから私のまつぼっくり拾いが始まった。
お使いに行く時、学校の送り迎えの時、まつぼっくりを拾いまくった。
そんなただならぬ様子を見ていた近所のおじさんが声をかけてきた。
「何すんの?そのまつぼっくり」
「えーっと、なんか作ろうと思って。ミニツリーとか、リースとか・・・」
とりあえずそう答えておいたのだけど、特に具体的な目的はなかった。
でも、おじさんは真にうけて、
「ほんじゃあ、綺麗なのあったら拾っといてあげらぁ」
とおっしゃってくださった。
そして、定年退職して暇そうなおじさんは、毎日毎日まつぼっくりを拾い、私にくださった。
そのうちおじさんは、拾ってるだけじゃあ物足りなくなったらしく、竿の先に草刈り鎌を括り付けた「まつぼっくり採集機」なるものをお作りになり、直接松の木からまつぼっくりを取ってくださるようになった。
「ほーら、綺麗なの取れたよぅ」
確かに、自然に落ちて来るものより、形も色も美しい。
そうして、まつぼっくりはスーパーの大きめの袋ぱんぱんに3杯集まった。
そこで、意を決して私はおじさんに言った。
「綺麗なの沢山たまったので、そろそろいいかなーって、思うんですけれど」
「そっかー」
少し寂しげにおじさんはそう言った。
ありがとう、おじさん。
でもでも、どうしよう、このまつぼっくり。
狭い我が家には、スーパー3袋しまっておくスペースがない。
しばらくは廊下や台所の角にそのまま置かれていた。
でもやっぱ、邪魔になってきた。
で、本当に綺麗なのを1袋に絞り、あとの2袋は生ゴミに捨てた。
ああ、さよーならー、まつぼっくりちゃん。
大袈裟でなく、そんな哀愁漂う気分だった。
残りのまつぼっくりをお膳に並べて、眺めた。
やっぱ、綺麗だなー。

人は時として、理由なく惹かれるものがある。
それはきっとその人にとって、その時必要なものなのだろうって思う。
今の私には、まつぼっくりが必要だったのだろう。


小さめのまつぼっくりを素直の太鼓のひもに3つぶら下げてみた。
刺繍糸で飾りもつけた。
なんでもないジャワの太鼓が、超カッコイイ太鼓に変身しちゃった。
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# by sunahaha-happyday | 2005-01-28 23:21

生きることって?

昨日「水俣フォーラム」主催のセミナーに行って来た。
内容は「最首悟さんと8ミリ映画<怒れない世界>を見る」
22分間のこの映画は、70年当時の水俣病の子どもたちを撮ったドキュメンタリーだ。
「もしこの子が水俣病に侵されなかったら、楽しい学校生活を送っていただろう・・」といったナレーションは、ちょと勘弁してよ!という感じの陳腐なものだったが、映像は見ごたえがあった。
この8ミリ映画を撮られたのは、水俣で生まれ育ち、98年に69歳で永眠された鬼塚巌さんだ。
そして鬼塚さんと親交のあった最首悟さんが、色々とお話してくださった。
最首さんの話しは、正直なところ、難しくってほとんど解らなかった。

人は何をもって人というのか。
命は目的は無く、連続している。
死は生の変形。
生の中に死という現象はあるが、死は生の対称ではない。
この地球上に命が発生するなんてありえない。では何処から?
宇宙、そのものに充満している何か。

と、幾つか言葉を拾ってみたのだけれど、う〜ん解らない。
最首さんは、大学で環境哲学とやらを教えているそうだ。
素直と同じダウン症のお嬢さんがいて、本も書かれている。
「星子が居る」という分厚いエッセイ。
こちらもエッセイというにはところどころかなり難しい内容で、でも何とか読みました。
その中で、解らないなりにも、納得してしまったのは、ダウン症でもかなり重度である星子さんが「自立しており、自由である」という下りだ。
それって、なんかわかるんだ。
素直も一緒だなって思った。
星子さんは目が見えないし話しもせず、生活面では相当な介護が必要な方だ。
なのにどうして自由なの?って疑問がわくかもしれない。
地球上の最後の一人になったとしても、そこにいつものように在り続けるだろう・・・そういう自由。
確か、そんな感じのことが書かれていたような・・・。
うん、もう一度読み直してみようっと。

難しいけど、とっても面白くて大切な一冊です。
最首さんとは、まだ2度しかお会いしたことがないのだけれど、難しいこと言うわりにはどこか子どもっぽい白髪の素敵なおじさまです。
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# by sunahaha-happyday | 2005-01-27 13:07

ジャンベとダンス

昨日は素直と2人、趣味に会合に忙しい一日だったな。
午前中は「ホンキートンク」というグループで、ジャンベとダンスの練習。
午後は「ともに学ぶ総合高校を考える会」という会の集まり。
「ホンキートンク」とは、知的障害を持つ青年たちと家族、サポーターが加わったアフリカン太鼓(ジャンベ)&ダンスパフォーマンスのグループで横須賀を中心に活動してる。
私がこのグループと出会ったのは約1年前。
素直の通う小学校のイベントに出演したのだけれど、体育館で彼らのステージを観た瞬間、ビビッときてしまった。
そして、その日のうちに仲間に入れてもらったってわけ。
グループ最年少の素直は、ジャンベではないけど、まあそれに似た東南アジアの小さな太鼓を叩いている。
ハハは先輩たちに教えてもらったダンスを、ジャンベのリズムに合わせて練習練習。
これがめっちゃ楽しいんだな!!!
「ホンキートンク」は時々ステージにも立っていて、まあだいたいが、地域の福祉イベントなどなんだけれど、2年半前には自主ライブを企画し、400人もの観客を動員したんだって。やるー!
残念ながらその頃はまだ私たち親子はホンキーと出会っていませんでした。
そしてなんと昨年12月には憧れのバリアフリーロックバンド「サルサガムテープ」とジョイントライブできて、もう最高に幸せでした。
最近思うこと、それは「ビビッときたら、後込みせずに、アタックせよ!」
アタックしてふられちゃうこともあるかもしれないけれど、数打ちゃ当るって。
ホンキーは大当たりでした。
人はみんな孤独だと思う。
趣味や仕事に打ち込むことで、孤独を回避してる人もいるだろうけれど、私はやっぱ人が好き。
人間関係で時々傷付いたり落ち込んだりするけれど、傷付いた心を癒してくれるのはやっぱり人との関わりだって思う。
何気ない言葉が嬉しくって、すくっと立ち直れることがある。
誰かが料理を持って来る「これ食べてみて、どう?」ぱくっといただく。
「うーん、すっごくおいしーい!!」
「でしょう。また作ってあげるよ!」
「サンキュー」
私は仲間が作ってくれた料理を、口いっぱいに頬張りながら、ああ幸せだなって思う。
また太鼓叩いてダンスしよう!
2月は埼玉まで公演に行く。
みんなでバスに乗って。
楽しみ!
「ともに学ぶ総合高校を考える会」のことはまた今度にするね。
話しが長くなりそうだから。
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# by sunahaha-happyday | 2005-01-23 23:51

雲のフィルター

最近よく空を眺める。
朝も昼も夕も夜も、とっても綺麗。
たとえどんな劣悪な環境にいようとも、空だけは美しいのだろうな。
こんなふうにのんびり空を眺めるなんてこと、久しくなかった気がする。
子どもの頃は、雲の形をいろんなものに当てはめ楽しんだなー。
やれウサギだとか、ゾウさんだとか、車だ、帽子だetc。
そんなことが楽しくって、空を眺めていた。
今はちょっと違う。
おっ、うちのカメにちょっと似てる・・・なんてこと思ったりもするけど、一番の楽しみは空そのものの美しさだ。
本当にいつだって美しい。
青空はもちろんのこと、曇りの日のどんよりした感じもけっこうイケテル。
夕方の怖いような真っ赤な夕焼けも、迫力満点。

空は雲のフィルターで変化(へんげ)する。
雲の向こうはいつだって、あおいあおい宇宙が広がっている。

私が誰かを見る時も、自分というフィルターを通してその人を見ている。
一人の人間の評価はまちまちだし、人によって随分感じ方がちがう。
その人を、優しい人と感じる人もいれば、冷たいと感じる人もいる。
それぞれ、フィルターが違うからだ。
その人はその人なのに・・・。
また、同じ人なのに、すごくイイ人って思えるときもあれば、最悪な人と思う時もある。
自分のフィルターの状態で、感じ方も違ってくるのだろうな。
その人はその人なのに・・・。
自分のフィルターを取り除くことは不可能だろうな、ならばせめて、空に浮かぶ雲のような綺麗なフィルターであってほしい。
そうすれば、いつだって空のように美しく感じることができるだろうから。
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# by sunahaha-happyday | 2005-01-22 01:03

10年前の今日、命がつないだ

10年前の今日、息子「素直」は手術で命を繋いだ。
生後10ヶ月。
おりしも前日は阪神大震災。
病院の待ち合いのテレビは朝から晩まで燃えさかる神戸を映していた。
あの瓦礫の下で、今消えそうな命があるかも知れない、そう思うと心が震えた。
救われた命と失われた命。
喜びと悲しみが交叉した一日だった。
あれから10年、今年素直は11歳になる。
ダウン症、腸閉塞、心臓病。
いろいろあったけど、今は見違えるように元気になり、楽しそうに学校に通っている。
はち切れそうな笑顔から、ハハは一番大切なものを毎日もらっているよ。
それは言葉にするとちょっと難しいけど、涙が溢れだす手前の、せつないかよわい、かそけし喜び。
一番綺麗な喜び。
ありがとう。
明日は晴れだね。
きっと楽しい一日が待っているよ。
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# by sunahaha-happyday | 2005-01-18 00:38

楽しい一日

ああ今日は楽しかったなー。
歌って踊って、みんなでお弁当食べて、こんな日のためにきっと生きているのかもなって思った。
生きることは、そらー生まれたらその日から始まっていくわけで、さして難しいことを考えなくても、更新されていく。
でもさ、つまずくことってあるでしょ。
明日は必ずやってくるのに「くる?」って疑問符つけたくなる時、あるでしょ。
私はあるよ。
そんな時、今日みたいな日のこと、がんばって考えてみる。
ジャンベのリズムに合わせ、ぴょんぴょん踊って、お腹すいたらコンビニのおにぎりみんなで輪になって食べて・・・
空はどんより、あいにくの雨降りだったけれど、こころの内側から太陽がのぼって来たみたいに、晴れ晴れしてたな。
こんな日をちょっと残しておきたくて、今日からこの日記始めます。
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# by sunahaha-happyday | 2005-01-17 00:17