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私のバイブル

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「サドゥ 小さなシヴァたち」というマニアックな写真集が目下のマイバイブルである。

インドに詳しい人なら言わずと知れた存在であるサドゥ。

ではサドゥとは何ぞや?
と言う方もおられるかと思うのでマイバイブルから言葉をお借りします。


*インドにサドゥと呼ばれる人たちがいる。その姿は古代中国に生きた仙人にうりふたつ。山奥の庵でヨーガを修行し、卓越した力で物事を自由自在にあやつる「生きる天才たち」として名を馳せるが、その実態はいまだ謎に包まれている。
サドゥの人生は放浪である。基本的には家も仕事も家族も持たない。サドゥは水のように流れ、そして風のように駆け抜けていく。片手で担げるほどの荷物をたずさえ、気持ちよさそうな場所を探して季節から季節へと渡り歩く。気に入った土地が見つかればそこに小さなクティア、つまり庵を構えてしばらく楽隠居を楽しみ、季節が変われば、またどこへともなく旅に出る。*
柴田徹之

本当にこのように、インドには風の如く生きる人たちがいる。
彼らは一度死んでいるから、生きていた時の名前は持たない。
要するに総てを捨て、この道に入る。

中にはサドゥ姿を観光客に撮影させチップを貰って生活する「観光サドゥ」と呼ばれる人たちもいるそうだ。
それってサドゥじゃない…のかもしれないが、本物か偽者かなど見た目じゃ分からないし、その必要もないのだろう。

修行者なのに、我が儘でどこか子どもっぽく身勝手。
そんなところも心揺さぶられる理由なのかもしれない。

サドゥは主にインド人だが、世界中の様々な国出身のサドゥもいるらしい。
もちろん日本人も。

オレ、サドゥになるからよろしく!

とかってメールしてから総てを捨てるのだろうか。
インドへ行ったきり音信不通になり、そのままサドゥ道まっしぐらなんて人もいるのかな。

サドゥの殆どが男だが、まれに女サドゥもいるそうだ。
写真集にも一人写ってた。

それにしても何でこんなにサドゥに魅せられるんだろ。
自分がなろうとは思わないし、積極的に友達になろうとも思わない。

なのに惹かれ超気になる存在。
写真を眺めているだけで気持ちが落ちつく。

この写真集、写真だけでなく文章もまた絶妙ですごく気に入ってる。

そう言えば「サドゥとは歩く寺院である」と書いてあったな。

だからか、何ともいえない安らかな気持ちになるのは。

と言うわけで、しばらくは私のバイブルで有り続けるであろう。

よくぞ出版してくれました。
筆者に感謝。
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by sunahaha-happyday | 2015-05-22 00:40